森博嗣(犀川&西之園シリーズ)を読破しました。 | THE ROMATIC WARRIOR ~ 名探偵のいる風景 ~

森博嗣(犀川&西之園シリーズ)を読破しました。

島田荘司氏 最新刊出ましたね。


島田 荘司
摩天楼の怪人

欲しいですが、以前より金欠になってしまったので手が出せません・・・。

発売記念のサイン会&握手会?あったらしいですね。うらやましい!

秋の夜長にミステリー。素敵・・・+


最近うちの親が家に来て、ベッドサイドに並ぶミステリ蔵書のタイトル羅列を見て

「アンタ、何でこんな怖い本ばっか見てるの?」

って、別に怖いだろうか・・・・

御手洗シリーズはカバーかかってたし、森博嗣のタイトルは抽象的だし

京極夏彦は御伽噺っぽいじゃぁないですか。

いったい何を見たのか気になるところです。


さて、このごろ森博嗣を読みました。

犀川先生と西之園くんのシリーズです。

思いっきり大まかに言ってしまうと、私的には真賀田VS犀川のハイレベルな問答が気にってるので

一番初めすべてがFになる  と一番最後有限と微小のパン が、読み応えがあったなぁと。

あまりにもFの印象が強いから、その他のシリーズ読んでても犀川の本領が発揮されてなくて

面白くないというか。

どうも私はミステリのトリックよりも登場人物たちの性格やキャラクタを深く知りたくなってしまうようで

それがよくわかる問題が定義されてる話を読むのが好きなようです。


封印再度 ・・・結構好き。壺と箱欲しい。

詩的私的ジャック ・・・彼にはまた登場して欲しいです。犀川VSで。

笑わない数学者 ・・・トリックと犯人を自分で推理してください。すぐわかると思いますよ?

冷たい密室と博士たち ・・・ミステリっぽいミステリー。

今はもうない ・・・なかなか面白かったです。すっかり騙されました(笑)

夏のレプリカ ・・・ちょっと切なかったですね 

幻惑の死と使途 ・・・彼の生き方に敬意を称して、盛大な拍手を送りたい

数奇にして模型 ・・・リアリティがあるというか、実際起きるかもみたいな怖さがあります。


とまぁ並べてみました。

他にも四季 とGシリーズだったかなΘ(シータ)は遊んでくれたよ  Φは壊れたね  τになるまで待って

も読んでみたい。


ところで、犀川は必ずコーヒーを飲む。

僕も彼の無駄の無い論理が身につかないかと思って、コーヒーを飲むようにしてみました。

そのころから胃が弱ってたので、気が付けば胃潰瘍に拍車をかけたようです(苦笑)

無理はいけませんね。

ふと、森博嗣を睡眠時間を削って読んでいたら

いつの間にか思考することを失くしていたことに気づいた。

定義し考えることは、生きる上での座標のようなもので

それを失えば僕は路頭に迷ってしまう。


考えることを辞めさせられたら死んでしまうと言っていたのは誰だったろう。

思考は唯一の自由だと。


結論を導き出すまでの過程が重要なのだ